かかし釣具店

屋号は古めかしい?ですがルアーが主な釣具屋です。

Lew's(リール) リール

Lew’s(リール)

〇Lew’s(リール)

店を始めてからですが、自分が子供時分に使っていたバス用ルアーなどがまだあるのかな?と米国のHPをあれこれ眺めていたところ、“Lew’s”と懐かしいメーカーさんをみつけました。

商品は?と見てみると、“SPEED SPOOL”“SPEED SPIN“SPEED STICKの名称を冠したリールやロッドが今も売っているだと!ということで驚きました。

現在の日本の釣具は世界的に高品質、高性能で名を轟かせていますが、当時は外国メーカーからのOEM生産で外国市場に打って出るケースがあり、“SPEED SPOOL”“SPEED STICK”“Lewsとの共同開発でバス釣りの本場アメリカへ渡り好評を博したリールと竿の名前でした。

当時は逆輸入品などが釣具店で安価に販売もされており、「海の向こうで釣りしてる人と同じ道具なんだ!」と子供心に憧れて、お小遣いを貯めて手に入れたものです。

現在の生産国は韓国や中国に移っているようですが、試験購入して使用をしてみたところ当然道具として進化をしているのですが、「あ…スピードスティックやなぁ」という感じがあります。

 

ということで、懐かしさと面白さ、そしてもの珍しさに惹かれて「普通のアメリカのバスマン」が使っているだろうクラスの道具を少量ですが仕入れてみました。

現地価格よりかなり高額になってしまいましたが、今あえてアメリカの道具ってのはいかがでしょうか?ということでリールからご紹介します。

 

Lews Speed Spool LFS Series

Lew’sリールシリーズ中で、性能価格比で本国ではベストセラーなお値打ちモデル.

本体重量7.1oz(≒201g)、ドラグMAX15lb(≒6.8kg)、スプール径34mmのマグブレーキタイプです。

その他の仕様は95㎜のSpeed Spoolらしいパドルハンドル、10BBでワンウェイクラッチ搭載のメインギアは真鍮製、ラインガイドはジルコニアリングと、機能性能は今時なポイントを押さえた“普通”なリールですが、“SPEED SPOOL”の名称を持つ実用機としていかがでしょうか?

詳しい紹介はLew’sのサイトへどうぞ→(https://www.lews.com/casting/speedspool)

#Models

SS1HA…¥15,800+税 (9+1BEARINGS, 12lb120yd/110m, 6.8:1, RPT28”/71cm)

SS1HLA…¥15,800+税 (9+1BEARINGS, 12lb120yd/110m, 6.8:1, RPT28”/71cm)

 

Lews Tournament MB Speed Spool LFS Series

「“MB”はMulti Setting Brake(MSB) systemの意味らしいけど、どんな仕組みやろか?」との個人的興味で、メーカー廃番で小売店在庫のみモデルですが置いてみました。

ブレーキシステムは電磁式とロック機構付きの4点遠心の併用で、AbuGarciaのモデルにもこういうのあるなぁというタイプ。ちなみにこちらのリールは韓国製で、あちらも韓国製モデルがあるので製造工場は…かも?

仕様は本体重量6.7oz(≒190g)、ドラグMAX20lb(≒9kg)、スプール径34㎜、85㎜のパドルハンドル、10BBでワンウェイクラッチ搭載のメインギアはアルミニュウム製、ラインガイドはジルコニアリングです。

遠心ブレーキの感覚が好みだけど、風が吹き出すと保険で電磁式ブレーキも欲しいなぁという方、ちょっと人とは違うリールですがいかがですか?

詳しい紹介は…廃番モデルのためLew’sのサイトには載っていませんです。

#Models

TS1HMB…¥18,800+税 (9+1BEARINGS, 12lb120yd/110m, 6.8:1, RPT28”/71cm)

 

Lews BB1 Speed Spool Series

「…何だと?…まだSpeed Spoolの名前が…しかも“BB1”とはっ!?」と、個人的な趣味で置いてみました。

昔のような2ピン式の遠心ブレーキから、ロック機構付きの6点遠心と進化をしていますが、仕入れた“BB1”は爪タイプの逆転ストッパーでやや戻りのある感じが、ベテラン組の方には懐かしさと扱い易さを感じさせるのでは?

仕様としては本体重量7.1oz(≒201g)、ドラグMAX20lb(≒9kg)、95㎜パドルハンドル、10BBでギアは真鍮製、ラインガイドはチタニュウムコートのジルコニアリング、スプールはU形状14lb100mクラスで35mmサイズです。

特にこの“BB1”は、クランクベイトでの釣りを得意とする古参バスプロ、デビッド・フリッツ氏が旧モデルを永らく愛用していたそうで(今も?)、Lew’sから自身監修のグラスコンポジット・クランキングロッドも発売中…ロッドの方も仕入れてみましたので、組み合わせるならリールも監修者こだわりのリールでしょ!といった次第です。

詳しい紹介はLew’sのサイトへどうぞ→(https://www.lews.com/casting/bb1)

#Models

BB1…¥22,800+税 (10BEARINGS, 12lb160yd/146m, 5.1:1, RPT21/53cm)

 

Lews BB1 Pro Speed Spool Series

 「BB1“PRO”は外部調整可能な遠心ブレーキ式…仕組みどうなってるんやろ?」と、こちらは個人的な興味で置いてみました。

検品(?)でサイドプレートを早速確認すると、6ピン式の遠心ブレーキで接触面をダイアル操作で繰り出して摩擦力を強弱させる仕組みで、クリックポジションは27と調整幅は広めでした。

そして何より驚いたのが箱の中にあった“SPEED LUBE”の小ボトル…ダイアルで外部調整可能へと進化をしながらも、伝統(当時の苦肉の策とも)のブレーキ面オイル塗布式か~い!と驚愕です。

仕様としては本体重量6.5oz(≒185g)と少し軽め、ドラグMAX20lb(≒9kg)、95㎜ラウンドEVAハンドル、10BBでギアは航空産業用アルミニュウム製、ラインガイドはチタニュウムコートのジルコニアリング、スプールはU形状14lb100mクラスで35mmサイズです。

詳しい紹介はLew’sのサイトへどうぞ→(https://www.lews.com/casting/bb1pro)

#Models

PRS1HZ…¥25,800+税 (9+1BEARINGS, 12lb160yd/146m, 6.4:1, RPT28”/71cm)

 

Lews Speed Spin Series

「“SPEED SPIN”もあるんや…黒系でシックなタイプやと雰囲気あるんやけどなぁ。」とLew’sのサイトを見ていると、2019秋発売の新型がお値打ちかつなかなか格好がよいのでスピニングリールも仕入れてみました。

 フロントドラグでリアドラグでないのは残念ですが、アルマイト処理のアルミスプール、グラファイト製ボディにローターと普通に今風なところ、ハンドルノブはパドルタイプとLew’sっぽい雰囲気(当時はクジラの尾のようなT字ノブだったとは思いますが…)があります。

 サイズ展開はSS10HS(6lb90yd)から20(8lb145yd)、30(10lb145yd)、40(12lb185yd)の4種で仕入れたのは小番手から2機種。

製造国は中国で、スプールの上下死点でのふらつきやシャフトの遊びも感じられず、デザイン、カラーが武骨な感じも個人的には好みです…30や40サイズも気になるなぁ。

詳しい紹介はLew’sのサイトへどうぞ→(https://www.lews.com/spinning/speedspin)

#Models

SS10HS…¥9,500+税 (WT7.4oz/210g, MaxDrag7lb/3.2kg, 6+1BEARINGS, 6lb90yd/82m, 5.2:1, RPT23”/60cm)

SS20HS…¥9,500+税 (WT9.1oz/258g, MaxDrag9lb/4.1kg, 9+1BEARINGS, 8lb145yd/133m, 6.2:1, RPT32”/82cm)